Saturday, July 17, 2010

[Review]限りなく透明に近いブルー

「限りなく透明に近いブルー」、村上龍
★★★★☆

友達から借りてさっと読んだ。村上龍作品は初めて。
1978年と30年以上も前の小説だが、色あせた感じはしなかった。物語全体として何か目的を持って描かれたとは思えないが、その過激な表現は何やら魅力的であった。蛾つぶすところの描写など。
20歳のころの体験にもとづいているというので、村上龍の若かりし頃の勢いを否が応でも感じた。今は、ふつうの怖いオッサンに見えるが。他の作品も読みたいとまでは思わなかった。

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